狂ったように暴れまわるトリガイの動画がホラーすぎる【仙台うみの杜水族館】

2019.09.11

陸上に、ぽんっと置かれたトリガイ。じっとしているかと思ったら、中からにょいっと足が出てきて突然暴れはじめた。

「ちょっとしたホラーですやん…」というコメントとともに投稿されたトリガイの動画が、Twitterで話題になっている。

この動画を投稿した仙台うみの杜水族館の広報担当者に話を聞いた。

突然暴れ出すトリガイ

9月6日にツイッターに投稿された24秒の動画。
仙台うみの杜水族館へ新たにやってきたトリガイを撮影したものである。

いっけん、なんの変哲もないトリガイ……のはずが、動画がスタートして数秒後、殻と殻の隙間から長〜い足をにょろにょろっと出し、なにやらジタバタしはじめたのだ。

長い足をうまく利用し、裏へ表へひっくり返って大暴れするトリガイの姿が収められている。

トリガイの画像1

①最初は普通のトリガイ

トリガイの画像2

②足がにょろっと出てきた

トリガイの画像3

③もっと出てきた。長いっ!

トリガイの画像4

④足で地面を蹴って

トリガイの画像5

⑤その反動で全体を浮かせ

トリガイの画像6

⑥裏返った。ホラーみがすごすぎる……

この動画を見たTwitterユーザーからは、「こっわ」「中身ほとんど出てるじゃないですか」「バイオハザードに出てきそう」など多くのコメントが飛び、10万回を超える再生数となっている。

突然暴れ出した理由は?

動画を投稿したのは、仙台うみの杜水族館・広報担当の和田淳太(わだ・じゅんた)さん。なぜトリガイが突然こんなホラーな動きをしたのか話を聞いてみた。

和田さん
和田さん
トリガイは天敵となるヒトデなどから逃げる際、足をジタバタさせて動きまわるそうです。なので、動画に映っているトリガイの「個性」というわけではなく、すべてのトリガイに見られる行動のようです。
ヒトデの画像

トリガイにとって天敵となるヒトデ

なるほど。威嚇をしているのかと思ったらその逆。天敵などから逃げるために暴れまわっていたのだ。

しかし動画を見るかぎり、ヒトデは映っていなかったが……

和田さん
和田さん
あれは、水中から陸上に出されたからではないですかね。トリガイにとって特殊な環境に置かれたので、水中に戻るためにジタバタしていると思われます。

ちなみに、あの動画はトリガイの展示場所となる水槽に入れる直前に撮影したものだそう。

和田さん
和田さん
たまたま通りかかったらあんなホラーな動きをしていて(笑)。わたしもはじめて見たので、「これはすごい!」と思って投稿しました。
仙台うみの杜水族館のフロアマップ

仙台うみの杜水族館のフロアマップ 【画像提供:仙台うみの杜水族館】

このトリガイは、仙台うみの杜水族館1階にある「日本のうみ」の水槽にいるそう。もし万が一、天敵が現れたらあの動きを披露してくれるかもしれないのでお見逃しなく。

ちなみに正確に種を同定(自然科学で、分類上の所属を決定すること)した結果、トリガイではなく「エゾイシカゲガイ」ではないかとのこと。いずれにせよホラーなので、この際どちらでもいいが……。

和田さん
和田さん
水族館ではヒトデと共に飼育すると食べられてしまうことから、レアなシーンでなかなか見られないかもしれませんが、生きものたちのおもしろい行動を見にぜひお越しください。

仙台うみの杜水族館にゴーゴゴー

仙台うみの杜水族館には、じつに300種5万匹もの生きものが展示されている。三陸の海を再現した圧巻の巨大水槽はもちろん、東北最大級のイルカ・アシカのパフォーマンスは必見だ。

水槽の画像

巨大水槽は幅14m・水深7.5m【画像提供:仙台うみの杜水族館】

魚群の画像

迫力満点の魚群も見られる【画像提供:仙台うみの杜水族館】

イルカショーの画像

みんな大好きイルカショー【画像提供:仙台うみの杜水族館】

2019年7月には通算の入館者が500万人を突破するなど、宮城県内だけでなく県外からも多くの人が押し寄せる。

仙台駅から車で25分ほどで行けるだけでなく、最寄り駅のJR仙石線「中野栄駅」からは無料のシャトルバス(所要時間は10分程度)が1時間に2本も運行しているなど、アクセスも抜群だ。

中野栄駅の画像

最寄り駅はJR仙石線「中野栄駅」

まだ行ったことがない人は、トリガイはもちろん、さまざまな生きものに会いにぜひ足を運んでみては?

『仙台うみの杜水族館』
・住所:宮城県仙台市宮城野区中野4丁目6番地
・TEL:022-355-2222
・営業時間:9:00~18:30(9/8~13、17~20、23~27、9/29~11/4)/9:00~21:00(9/14、15、21、22、28)※最終入館は閉館時間の30分前
・入館料:大人(18才以上)2100円(10/1より2200円)/中・高校生(12~18才)1600円/小学生(6~12才)1100円/幼児(4~未就学児)600円/シニア(65才以上)1600円
・定休日:年中無休
『ホームページ』
『Twitter』

この記事を書いた人

幸谷亮

幸谷亮

仙台が大好きすぎて「だてらぼ」を立ち上げたひと。雑誌編集部→雑誌編集部→2016年に独立。雑誌編集部時代に身につけた取材力を武器に、みなさんの気になるネタを全容解明します。

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