【仙台・社食探訪記】仙台市役所の穴場食堂がおすすめすぎる!勾当台公園すぐ
ランチは安く済ませたい。うまくて早いなら最高だ。だが、牛丼チェーンのキャッチコピーのようなお店に巡りあうのは至難である。知ってたら教えて?
そんな難題に日々、頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。そんな人におすすめしたいのが、企業などに併設されている社員食堂、通称“社食(職食)”だ。もちろん例外もあるが、社食は通常の飲食店よりもリーズナブルに設定されていることが多い。

某社の社食のメニュー表。定食は500円〜600円ほど
社食が存在しない企業は珍しくなく、自分とは関係ないと諦めている人も多いはず。そうよね?
しかしそれは大間違い。市役所や区役所に併設されている食堂は、誰もが自由に利用できるのだ。そこで、『仙台・社食探訪記』としてシリーズ化し、誰でも利用できる仙台市内の社食を紹介していく。
第1弾は「仙台市役所」の食堂

みんなもご存知、仙台市役所
記念すべき第1回目は「仙台市役所」。市民が日々訪れる市役所の食堂も自由に利用してOKなのだ。

地下鉄で行く場合は「勾当台公園駅」の北1出口

北1出口から徒歩1分とアクセスもばっちり
駅を出てから食堂までのアクセスも簡単。まずは市役所正面の入り口を目指すべし。

ここね!

正面の自動ドアから入ってオッケー
エントランスを抜けたら、正面にあるエレベーターで地下1階を目指す。

地下1階なので、エレベーター横にある階段を使ってもオッケー

階段を降りて正面、エレベーターの場合は左手に入り口を発見

メニューも意外と豊富!

「日替わりランチ(520円/税込、以下同)」もあるので、毎日通っても飽きなさそう

ヘルシーセットは540円

食堂の定番のカレー(450円)やカツカレー(600円)も

タレかつ丼、かつ丼(ともに600円)にはミニかけうどんかミニかけそばがつく

麺類も豊富。かけそばはなんと320円

おにぎり(110円)やサラダなどもラインナップ
正直、メニューに関してはそこまで期待していなかっただけに、これほどまでにバリエーションが豊富なことにびっくり。何を食べようか悩んだが、高校時代に学食で食べたカレーの味を思い出してカツカレー(600円)に決定。久しぶりの社食(職食)に、わくわくしてきた〜。

メニューが決まったら食券を購入する
筆者が訪れたのは平日の14時ころ。14時30分のラストオーダー直前であり、すでにピークタイムを過ぎていたこともあり、客は誰ひとりとしていなかった。めちゃラッキー。

12時〜13時は市役所の職員で溢れかえりそうなので避けたいところ
食券を買ったら食堂内に積み重ねられているお盆を取り、それぞれのメニュー名が記された窓口で食券をわたす。この流れは、高校や大学、スキー場などの食堂と同じ。なんか、懐かしいなぁ……。

食券をわたす前にお盆を忘れずにゲットすべし

ここで食券をわたす
食券をわたしてからおよそ1分ほど。客が誰もいないこともあり、もうカツカレーが運ばれてきた。このスピーディーさも食堂を利用するメリットのひとつ。ゆっくりランチをする時間がないときは重宝しそう。うん、間違いない。
カツカレー、いただきま〜す

みそ汁付きで600円
見た目はいたって普通のカツカレー。ナンと一緒に食べるインドカレーでもなければ、(おそらく)何種類ものスパイスをミックスさせたこだわりのカレーでもない。
だが、それが逆にいい。具がゴロゴロ入っていて、小さいころに親が作ってくれたカレーを思い出す。そんなカレーを筆者は追い求めていたのだ。

玉ねぎとニンジンとじゃがいもがごろっごろ。ルーもたっぷりでいい感じ
正直、味は劇的においしいわけではない。でも、“家庭のカレー”を求めていた筆者にとっては、「普通においしかった」という感想以外見つからない。カレーって、こういうのでいいんだよなぁ……。
感傷に浸りながら食べるていると、あっという間に完食。量もほどほどで、すべてにおいてちょうど良かった。これが600円でなく、ワンコインで食べられたらヘビロテ確定だった。100円の差は大きい……。ぐすん。

程よい量で午後からも眠くならずに仕事ができそう
それでも、600円でランチを食べられるのだから、勾当台公園周辺に勤めている人にとってはかなりおすすめである。次回は定食などにもチャレンジしてみたい。
・住所:宮城県仙台市青葉区国分町3-7-1 地下1F
・営業時間:11時~15時(ラストオーダー14時30分)
・定休日:土・日・祝日
・禁煙/喫煙:禁煙
この記事を書いた人

つきの萩子
東京の雑誌編集部で3年働いたのち、仙台と萩の月とほやが好きすぎてUターン。まだまだ知られていない仙台のディープなネタを発掘します。