記念日はここに決まり!泉中央の人気ケーキ店『クレドクール』ってどんなお店!?
だてらぼ編集部のツイッターアカウントに届いた一通のDM。
開封してみると、「泉中央駅の近くにある『クレドクール』というケーキ屋さんが気になります。徹底レポしてください」と記してある。
ググってみると、正式名称は「パティスリー クレドクール」で、食べログの評価が3.41の超人気店。甘いものが大好きなだてらぼ編集部もじつに気になる……! ということで、泉中央駅の近くにあるケーキ店「クレドクール」にレッツゴーしてきましたよ〜。
泉中央のケーキ店「クレドクール」は泉中央駅から徒歩3分
パティスリークレドクールがあるのは、仙台市地下鉄「泉中央駅」のほど近く。
まずは、改札を出てエスカレーターで地上にのぼり、セルバとアリオ仙台泉のあいだの通路を直進する。
ここをまっすぐ行って「笑笑 泉中央東口店」を目指そう
笑笑と山形銀行のあいだの道をさらに直進する
セブン-イレブンを通過して直進すること30秒、お目当ての「クレドクール」を発見。
あった!
お店の前には駐車場が3台分あるので、車で行ってもオッケーだ。
泉中央の人気ケーキ店「クレドクール」ってどんなお店?
さっそく店内に足を踏み入れると、ショーケースに並んだ色とりどりのケーキがお出迎え。見ているだけでワクワクしていると、オーナーシェフの大張恭輔(おおばり・きょうすけ)さんが出迎えてくれた。
大張さん、よろしくお願いします!
——かわいいケーキがいっぱいありますね!
ありがとうございます。いまは10種類のケーキがショーケースに並んでいて、そのうちの半分が通年商品で、残りの半分が季節商品になっています。季節商品は季節によって入れ替わり、季節商品だけで常時5〜10種類のケーキをラインナップしています。
——年に4回くらい入れ替わるんですね。どれもおいしそうなんですが、とくに人気のケーキを教えてください。
そこまで偏りはありませんが、通年商品の「フレーズ」と「ショコラ・オランジュ」は人気です。
いちごがたっぷり入った「フレーズ(432円)/税込、以下同」
「フレーズ」はシンプルなショートケーキなんですが、甘さ控えめで最後までおいしくいただけるのが特徴です。
ハートの形がかわいい「ショコラ・オランジュ(450円)」
「ショコラ・オランジュ」はミルクチョコムースの中にオレンジクリームが入ったケーキです。オレンジが入ることで酸味も効いて、ちょうど良い甘さになるように仕上げています。
——色も美しいですね。
すべてビジュアルにもこだわっていて、この「ショコラ・オランジュ」は特殊なパウダーを吹きかけることでグラデーションっぽい見た目になるようにしています。
——そのほかの通年商品の特徴も教えてください。
「キャラメル」はショコラ・オランジュと同じくベースはチョコムースなんですが、キャラメル風味も感じながらじゃっかんのビター風味も感じられるのが特徴です。
マカロンがちょこんと乗っかった「キャラメル(432円)」
チョコレートにはスイートとミルク、ホワイトの3種類あって。ショコラ・オランジュは甘いミルクチョコレートを使っているんですが、「キャラメル」はキャラメルっぽさを演出するため、ミルクチョコレートにカカオの風味が効いたスイートチョコレートを配合しています。
——キャラメルが引き立つようになっているんですね。おいしそう!
ありがとうございます。「ラムレーズン」は、ムースだけで構成しているのが特徴です。
大人な味わいの「ラムレーズン(432円)」
——生地・クリーム・生地・クリームって感じのラムレーズンのケーキはたまに見ますが、ムースだけっていうのは確かに見たことないです。
そうですね、ほかにはないラムレーズンのケーキだと思います。ラムレーズンの味がぐっと来るわけではなく、ほのかにラムレーズンを感じられる商品になっています。
——「クレドクール」のモチーフの鍵がちょこんと乗っていてかわいいですね。まだ通年商品はありますか。
あとは「フロマージュルージュ」と「ベリーキューブ」が通年商品です。
見た目もかわいい「フロマージュルージュ(450円)」
「フロマージュルージュ」はチーズムースとベリーのソース、果肉の一体感が楽しめる商品になっています。
クリームもたっぷり。くぅ〜これはテンションが上がる!
——下のクッキー生地が良いアクセントになりそうです。
そうですね。ムースだけだと甘ったるくなってしまうので、このクッキー生地があるだけで口に残る甘さが変わってくるんです。
いちごが乗った「ベリーキューブ(450円)」も通年商品
「ベリーキューブ」はいちご尽くしのケーキで、いちごのムースの中にいちごのブリュレが入ってて、上にはいちごが乗っています。
——いちご好きにはたまらないやつですね。
そうですね。いちごって季節感のあるフルーツなんですが、クレドクールでは通年で置いています。
ケーキはホールでも販売しているので、お子さんの誕生日や記念日などにもおすすめだ。なお、予約がおすすめとのこと。
「フレーズ4号(2300円)/5号(3300円)」
「タルトフリュイ(2160円)」
季節商品のケーキもおいしそう〜
——季節商品はどんなケーキがありますか。
(※9月に取材したため、終了している場合があります)
毎年人気の「ティラミス(486円)」
「ティラミス」は秋と冬の期間限定商品です。北海道マスカルポーネを使うことで、なめらかかつコクのある甘さが特徴です。
ティラミス目当てに訪れるファンも多いそう
この時期の定番の「モンブラン(450円)」
「モンブラン」は国産と海外産の栗を独自の配合でブレンドしていて、甘さのなかにもさっぱりとした味わいが特徴です。
柔らかくてコクがあるのも特徴のひとつ
——チーズケーキもおいしそうですね。
よくあるスタンダードなベイクドチーズケーキですが、なめらかな口どけを感じられるチーズケーキに仕上げています。
上にホイップが乗った「チーズケーキ(432円)」
あとは通年商品、季節商品以外にも、毎週、週末の土日に限定ケーキをラインナップしています。
——さらにあるんですね。しかも毎週ってすごいですね。
その時しか手に入らないフルーツなどを使ったケーキをラインナップするようにしていて、これを目当てにご来店いただく方もいらっしゃいます。
せっかくなので、これまでラインナップに加わった週末限定ケーキをずらっとご紹介。どれもおいしそう〜。
「シャインマスカットとシトロンタルト(432円)」 【画像提供:クレドクール】
「フロマージュフィグ(432円)」 【画像提供:クレドクール】
「メロンのタルト(432円)」 【画像提供:クレドクール】
「メロンソーダ(400円)」 【画像提供:クレドクール】
「抹茶ティラミス(432円)」 【画像提供:クレドクール】
「さくらのモンブラン(432円)」 【画像提供:クレドクール】
「シュー 抹茶(400円)」 【画像提供:クレドクール】
ケーキ以外の商品も豊富にラインナップ
——大張さんはどれがお好きなんですか。
ケーキはどれも自信があるんですが、マカロンが一番好きですね。
大張さんのおすすめは「マカロン(210円/個)」
——色とりどりで見た目もかわいいですね。
バニラやカシス、フレーズ、シトロン、フランボワーズなど、全10種類を用意しています。
クレドクールのマカロンは、くどくないさっぱりとした甘さで、しっとりとしていながらもパリッとした食感が楽しめるのが特徴です。
ギフトや手土産に最適な5個入り(1300円)や10個入り(2400円)も
——何個でも食べられちゃうやつですね!
いろいろな味があるので、食べ比べるなどしてお楽しみいただけるとうれしいです。
——そのほかにもいろいろ商品がありますね。
そうですね。ちょっとしたおやつにもちょうどいい「プリン」や「プティフロマージュ」「プティショコラ」などもあります。
ブリュレに近くなめらかな口どけが楽しめる「プリン(300)円」
「プティフロマージュ」と「プティショコラ」はそれぞれ200円
——焼き菓子もありますね。
そうですね。焼き菓子やチョコレート菓子なども多数ご用意しています。
「ダックワーズ(180円)」や「マドレーヌ(200円)」などの焼き菓子
「フロランタン(180円)」に「サブレ(180円)」
「ショコラクランチ(400円)」
セットになった商品などなど
ちなみに夏限定の「かき氷」も人気で、夕方には売り切れになってしまうことも珍しくないそう。
夏はかき氷目当てに来店する客も多い
13年の修行ののち「クレドクール」をオープン
——「クレドクール」はいつオープンしたんですか。
——オープンしたきっかけは?
もともと、二日町にある「ガトーめぐろ」で6年ほど、その後の7年間も何店舗かで修行していたんですが、働いているうちに自分が思い描くケーキを作りたいなって思ったんです。そのためにはやっぱり自分でお店を持つしかないかなって。それで33歳の時に「クレドクール」をオープンしました。
どの商品も大張さんの思いが詰まった逸品だ
——「クレドクール」という店名にはどういう思いが込められているんですか。
直訳すると「心の鍵」という意味なんですが、たとえばギフトでケーキをあげて、もらった人が蓋を開けた時に少しでもその人に対して心の鍵を開けてもらえたらなって思いでつけました。
クレドクールのモチーフは鍵
——見た目も美しいので、ケーキの蓋を開けたら確実に「わ〜」ってなりますね!
ケーキや焼き菓子の箱にもこだわって選んでいるそう
もらってうれしい、開けてうれしい
ケーキを入れるカップの容器もこだわっていて、食べ終わっても捨てずに使えるようなものを選ぶようにしています。
なかには、鉢代わりにして使う人もいるそう
焼き菓子なんかも保存が効く袋に入れることで、ギフトとしてあげるときにひとつ思いが乗っかるんですよね。品質が保たれるので、「長く、おいしく召し上がってくださいね」って。
保存が効く袋を選んでいるのもこだわりのひとつ
大張さんのワイルドな見た目とは反し(!?)、「クレドクール」の商品はどれも見た目が美しく繊細なものばかり。
だからこそ、ギフトや手土産にはもちろん自分用に買うファンが増え、口コミで広がり、後発ながら人気店へと上り詰めたのだろう。
またひとつ、泉中央駅に行く楽しみが増えた。そんなことを思った取材だった。
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