じゃらん編集長が選んだ『利久』の牛タンシチューはうまいのか?実際に食べてみた
各地で新型コロナウイルスの感染が新たに発表されているいま、ご当地グルメが大きな話題を呼んでいる。
2020(令和2)年4月27日、じゃらんニュースで「お取り寄せ『ご当地グルメ』10選!じゃらん編集長厳選のグルメでおうち時間を楽しもう【全国】」というタイトルで記事が更新され、10選のなかには我らが「牛タン炭焼き 利久」の牛タンシチューが名を連ねた。
全国のグルメを知り尽くすであろうじゃらん編集長がピックアップしたご当地グルメではあるが、あえての牛タンシチューというセレクトに、地元民としては「そこを選ぶ?」という疑問を抱かざるを得ない結果となった。
そこで、利久の牛タンシチューがいかにおいしいのかを検証するため、実際にお取り寄せして食べてみることに。牛タンやずんだ餅、萩の月を抑えてまでラインナップした理由とは——?
利久の「牛タンシチュー」をお取り寄せ
説明するほどでもないが、「利久」といえば言わずと知れた牛タンの専門店。オンラインでも販売していて、定番の牛タンから牛タンシチューまで幅広く展開している。
ちなみに牛タンシチューは、「牛たん 真空パック」「南蛮味噌」「テールスープ」に続いて、4月の人気ランキングでは4位を獲得した人気の商品だ。
今回は、Amazonで「牛タンシチュー」をお取り寄せ。ひとつ1080円(税込)と決して安くはない金額だが、せっかくなので3個購入することに。
封を開ける前に驚いたのが、その重さ。1袋あたりの内容量は300gで、利久のHPには目安として「1.5人前」と記してある。
さっそく湯せんし、食べる準備に取り掛かる。
お取り寄せした利久の「牛タンシチュー」を実食
待つこと5分。じゅうぶんに温まったところで熱湯から取り出し、用意していた皿に盛る。
誤解のないように先に伝えておくが、ブロッコリーやにんじんなどの野菜類は撮影用に筆者が追加で入れている。
皿に盛ってみてなによりも驚いたのが、牛タンの大きさ。子どものこぶしほどもあろう大きさで、食べる前からわくわくが止まらない。
このサイズの牛タンが、この袋には4つも入っていた。幸せ。
まずは、スプーンで切れるほど柔らかく煮込まれた牛タンをぱくり。すると、コクのあるデミグラスソースが染み込んでいて、噛むほどに味わい深さをもたらしてくれる。思ったよりも本格的すぎて、これがレトルト食品だということを忘れるくらいである。
お次は、バゲットと一緒にいただくことに。
デミグラスソースでしっかり味付けされているので、バゲットと食べてちょうどいいくらい。忖度なしで、ホテルのコース料理を食べているようなぜいたくな味である。本当に。
大きな牛タンが4個も入っているので、食べごたえはいうまでもなし。すべてを平らげるころには、かなりの満腹感を得られることができた。
利久の牛タンシチューはおすすめか? おすすめでないか?
結論としてはおすすめだが、気になるのはその値段。ひとつ1080円という値段ゆえ、気軽に食べることはできない。それでも、じゃらん編集長がセレクトした理由が分かったような気がした。
おうちで少しでもおいしいものを食べたい、ぜいたくをしたいという人は、ぜひお取り寄せしてみてはいかがだろうか。いつもの食卓が、ワンランクアップすることは間違いない。ぜひ。
この記事を書いた人
つきの萩子
東京の雑誌編集部で3年働いたのち、仙台と萩の月とほやが好きすぎてUターン。まだまだ知られていない仙台のディープなネタを発掘します。