ストレス発散に!仙台一番町の『シューティングバーZERO』で撃ちまくってきた
2020.05.21
カラオケ、ボウリング、スポーツジム――。
ストレスフルな現代人がパーッと発散するとしたら、どんな場所が思いつくだろうか?
カラオケなども決して悪くないが、定番のスポットだけにもっと刺激がほしい。そんな超ストレスフルな人にだてらぼが提案したいのは、ズバリ射撃! そう、銃を思いっきりぶっ放す、あの大人の遊びである。
今回は仙台・国分町のほど近くにありながら手軽に射撃が楽しめる本格シューティングバー「Shooting & Darts Bar ZERO」にお邪魔し、その魅力を実際に体験してきた。
※2020年2月28日に取材した記事です
「シューティングバーZERO」はディズニーストアから徒歩3分
シューティングバーZEROが位置するのは一番町四丁目商店街。ディズニーストアからほど近く、定禅寺通に向かって歩くと右手側、すしざんまいの看板が鮮やかに光るシエロ一番町4丁目ビルの地下1階にある。
分からないときは「すしざんまい仙台一番町店」を目指そう
自動ドアを入ってすぐ左手に、地下に降りる階段が
わくわくしながら扉を開けると……
「ひぃ! いきなり誰!?」
謎の巨大なエイリアンが出迎えてくれた。ちょっとビビる。
「いらっしゃいませ」
入口からしてこだわりがひしひしと感じられる仙台・一番町の「シューティングバーZERO」。オーナーの豊川義仁(とよかわ・よしひと)さんにシューティングバーの魅力や楽しみ方、システムなどを伺った。
仙台・一番町の「シューティングバーZERO」ってどんなお店?
店内に足を踏み入れると、さっそく大量の銃がずらり。今まで見たことのない光景だけに、これだけでもテンションが上がってしまう。
定員は50〜60名ほどと意外と広い 【画像提供シューティングバーZERO】
カウンターもあるのでおひとり様でも安心だ
――いろんな銃の種類がありますね。何種類くらいあるんですか?
店には全部で60種類くらいの銃が揃っています。他店のサイトもチェックしてますけど、日本で一番多いんじゃないかな。
――それはすごい! どういう銃があるのか、詳しくないわたしでもわかるようにざっくり教えてください。
基本的には、「ハンドガン」「マシンガン」「スナイパーライフル」の3種類をご用意しています。
――おお、どれも聞いたことはありますが……
「ハンドガン」は小さくて軽いので、初心者や女性でも扱いやすいです。男性は子どもの頃にハンドガンを持っていた人が多く、「なつかしい」と手に取っていますよ。
はじめての人はハンドガンがおすすめとのこと【画像提供シューティングバーZERO】
――「マシンガン」と「スナイパーライフル」はどんな銃なんですか?
「マシンガン」は連射できるもの、「スナイパーライフル」はスコープがついている遠距離射撃用の銃ですね。
キュートなマシンガンも!
――ピンクのかわいいマシンガンもあるんですね。
女性は連射できる「マシンガン」を好む人が多いです。ダダダダ! と思いきり撃つのが楽しいみたいで。
シューティングって難しそう……未経験者でも楽しめるの?
いよいよ、レッツシューティング!
――未経験でも楽しめる、ということでしたが、本当ですか? 射撃ってぶっちゃけ、当たらないとつまらないと思うのですが。
大丈夫です。どのスタッフでも撃ち方をしっかりと教えられる体制を整えているので、未経験でもちゃんと楽しめますよ。
――本当ですか? 自慢じゃないですが、ゲームセンターにあるシューティング系のゲームで狙いを外しまくったことがあって。苦手意識アリアリなんですが……。
というわけで、体験させてもらうことに。やったぜ。
筆者がチョイスしたのは、女性からも人気の「マシンガン」。思ったよりもリアルなので、非日常を楽しむにも最高な場所である。
マシンガンでは、紙のターゲットを撃ってもらいます。1度に70発から200発くらい撃てるので、点数を競うよりは紙をボロボロにして楽しむのがメインですね。
よーく狙って……\ダダダダ!/
あら、意外と当たった!
銃の持ち方、狙いのつけ方などを細かく教えてもらった結果、ゲーセンのシューティングゲームのスコアはボロボロの筆者でも、なんとか的を撃ち抜くことに成功した。やったぜ。
――これは気持ちいいですね~! 病みつきになりそう。
ストレス発散になりますよね。シューティングバーZEROの大きな特徴はそこだと思います。実際、カラオケやボウリングに飽きたお客さんが、「何かおもしろいところはないかな」って来店することが多いです。
――分かります! 今までにないスカッと感が味わえますね。
楽しみ方の自由度が高いのもシューティングバーZEROの魅力ですね。カラオケなら歌わなきゃいけないし、ボウリングなら球を投げなきゃいけない。でも、うちならシューティングもダーツもあるし、バーなのでお酒も揃っています。遊びたい人は遊べばいいし、お酒を楽しみたい人は飲んだり喋ったりしていればいい。二次会や同窓会、合コンでご利用いただくことがすごく多いんですよ。
ダーツも設置されていて、楽しみ方はいろいろ
――みんなで来ても一人ひとり好きに過ごせるというのは、新しい過ごし方かもしれませんね。
ほかにも、青く光っている丸い玉の部分に当たると色が変わり、全部当て終わるとカウントが止まる的もあります。複数人で遊ぶときは、タイムを競って遊ぶと盛り上がるんですよ。
あの玉を狙って撃つべし、撃つべし!【画像提供:シューティングバーZERO】
バーン!
――すごい! 当たるとぱっと色が変わるので、「当たった!」感がすごくあって楽しいですね。
そうですよね。他にも有料オプションとして、ビール瓶や電球、CDなどのターゲットを使うこともできますよ。
各種有料ターゲット。写真も撃てるので嫌いな上司の……(自粛)
コロナ(ビール)をやっつけろ
「シューティングバーZERO」のシステムは?
【画像提供:シューティングバーZERO】
――シューティングバーZEROの料金システムを教えてください。
一番人気は飲み放題プランです。コースはいろいろ用意してますが、おすすめは3000円で120分間飲み放題のコースに、プラス1000円でシューティングの撃ち放題がつくもの。このプランはコロナビールやジーマ、スミノフなどビンのお酒もすべて飲み放題なので、すごくお得ですよ。
ドリンクメニューが豊富なのも魅力
――ガッツリ楽しむなら断然そのプランが良さそうですね! ひとりでとか二次会で来てちょこっとだけ飲みたい、撃ちたい、みたいなのもアリですか?
もちろんです。チャージ料はひとり700円で、酎ハイやサワーは600円、カクテルは700円など各種用意しています。シューティングは1回あたり(ワンマガジン)500円からです。
もちろんビールもあり【画像提供:シューティングバーゼロ】
シューティングのチケットは券売機で買える
――フードメニューも豊富ですね。人気のメニューは?
オムライスとナポリタンはリピーターさんが多く、人気ですね。あと、変わったメニューでいえばワニの唐揚げですかね。
――ワニの唐揚げですか! なかなか食べる機会がありませんが、どんな味なんでしょう。
インパクト大なビジュアルである 【画像提供:シューティングバーゼロ】
ささみをちょっと硬くしたような感じですね。外国から冷凍のワニの肉を仕入れて、店内で解凍、味付けして揚げています。オーダーが入ってから調理するので、提供までに30分くらいかかっちゃいますけど、これも人気メニューのひとつですよ。
――他にも何か変わったメニューがあったりして?
今度、漫画飯とかアニメ飯を始めようかと。作品の中に登場した料理を期間限定で出してみる試みですね。
――来るたびに違う料理が食べられて、新たな楽しみになりそうですね。
メニュー以外にも、「ZEROコン」という新しいイベントを始めました。ZEROが主催する合コンで、毎月1回、土曜日に開催しています。男女合わせて40人くらいの規模なので、知り合いや友だちづくりを目的に気軽に来てもらえればうれしいです。
どうしてシューティングバーを立ち上げたの?
【画像提供:シューティングバーゼロ】
――「シューティングバーZERO」は2016年7月にオープンしたと聞いています。どうしてシューティングバーを開こうと思ったんですか?
昔から、人と違うことをするのが好きだったんです。サバゲーの経験があったことから、シューティングバーなんていいかな、という思いつきで始めました。
――サバイバルゲームですよね。話には聞いたことがありますが、まったく未知の世界です。
仙台のシューティングバーはZEROだけですが、サバゲーのフィールドは何カ所かあって。みんなで迷彩の服を着てフィールドに集まり、モデルガンで撃ち合って勝敗を決めるゲームです。
――ではZEROには、主にサバゲー好きなお客さんが来るのでしょうか。
最初はそういうイメージで始めたんですが、実際はそうでもなくて。サバゲー好きな人って「人を撃つ」のが好きだから、「的を撃つ」のはちょっと違うんでしょうね。そういう人の場合は、欲しい銃の試し撃ちをしにくるパターンが多いようです。
60種類の銃があるので、試し打ちにも最適
――では、意外とシューティング未経験者も多いですか?
8割が未経験のお客さんですね。サバゲーの経験者は限られますが、サバゲーに興味がある人はたくさんいるんですよ。だからといってすぐ銃を買って撃つのは難しいですが、ZEROに来れば全部揃っていますからね。そういうお客さんが入りやすいのだと思います。
団体客もOK
――どんなお客さんが多いですか?
年齢層は20代から50代くらいまでと、わりと幅広く来店されます。平日は会社帰りのビジネスパーソン、週末や土曜日は団体客が多いですね。男女比は7:3くらいでしょうか。
――カップルも多いですか?
多いですね。「ちょっと変わったところがあるから行こうよ」という感じで、デートに利用しやすいみたいです。
トイレが明るく、きれいなのが女性的にはポイント高し
――ひとりで来る人もいますか?
けっこういますよ。試し撃ちやダーツ、単にお酒だけ飲みに来る人も多いです。
「撃ちまくってストレス発散!! 快感♡」
サバゲー感覚で気軽にシューティングが楽しめるだけでなく、新しい取り組みやメニューの開発など、おすすめポイントが満載の「シューティングバーZERO」。人それぞれの楽しみ方が見つかるはずだ。
デートに、二次会に、合コンにと、さまざまなシーンでぜひ活用してみてほしい。
Shooting&DartsBar ZERO
・住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-5-7 シエロ一番町4丁目ビル地下1階
・営業時間:18時00分~翌3時00分
(※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は18時00分〜24時00分を目安に営業中)
・定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日が休み)
・喫煙/禁煙:喫煙
『ホームページ』
この記事を書いた人
岩崎尚美
仙台を拠点に活動するフリーライター。生まれも育ちもだいたい仙台です。仙台の魅力をお伝えするため、頑張ります!
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