アイネクライネナハトムジーク/多部未華子「仙台で飲んだ◯◯が衝撃的でした」
豪華メンバーが大集結!
大ヒット上映中の映画『アイネクライネナハトムジーク』の公開記念舞台挨拶が、9月21日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開催された。
上映前に行われた舞台挨拶には三浦春馬さん、多部未華子さん、森絵梨佳さん、恒松祐里さん、萩原利久さん、貫地谷しほりさん、主題歌などを担当した斉藤和義さん、今泉力哉監督らが登壇した。やばい、豪華すぎる。
オール仙台ロケであり、仙台出身でモデルとしても活躍中の森絵梨佳さんが出演しているということで、だてらぼ編集部も本イベントに参加。当日の様子を徹底レポートする。
本作『アイネクライネナハトムジーク』は、仙台市在住の人気作家・伊坂幸太郎さんの同名小説を映画化したラブストーリー。
偶然の出会いを待つだけの男・佐藤を三浦春馬さんが、佐藤と出会った本間紗季を多部未華子さんが演じた。
そのほか、佐藤の親友の妻・織田由美役で森絵梨佳さん、由美の同級生・美奈子役で貫地谷しほりさん、由美の娘・美緒役で恒松祐里さん、美緒の同級生・和人役で萩原利久さんが出演している。
「タピオカずんだシェイク」がおいしすぎた
この日のイベントでは本作『アイネクライネナハトムジーク』のテーマである「恋」や「出会い」にちなんでトークが展開された。
ここ最近の素敵な出会いについて聞かれた多部未華子さんは、「仙台で飲んだタピオカずんだシェイクが信じられないほどおいしかった」と回答。
三浦春馬さんも「本当に、信じられないくらいおいしくて。奇跡のコラボでした。みなさん、仙台に行く際はタピオカずんだシェイクを絶対に飲んでください」と続けると会場は笑いに包まれた。
仙台出身でモデルとしても活躍している森絵梨佳さんは、「映画館で出会って結婚した知り合いがいるんですが、映画館に来たのに見たい映画がたまたま上映されていなくて。それがきっかけで出会って結婚したみたいなんです」と、本作と同じく“劇的な出会い”についてトークを展開した。
三浦春馬さんの事務所の後輩である恒松祐里さんは、「本人にもいったことはないんですが、じつは三浦(春馬)さんのお顔が小さいころからすごい好きで。劇中で一緒にアイスを食べるシーンがあったんですが、そのシーンの撮影のときは本当に幸せでした」と三浦春馬さんへの思いを告白。
「歌の先生を紹介してくださるなど、後輩思いの本当に素敵な先輩です」と続けると、三浦春馬さんが照れ笑いを見せた。
「好きなことと苦手なことは?」
続いては、“長いあいだずっと好きなこと(続けていること)、苦手なこと”をテーマにフリップトークが繰り広げられた。
三浦春馬さんは「映画がきっかけで15歳のときにはじめたサーフィンが好き。苦手なものは“カマキリ”です」と答えると、「カマキリの形相というか、戦闘モードになったときに“カマ”と“お尻”をくいっと上げる感じが苦手で……。たぶん、一生克服できないと思います」と明かした。
多部未華子さんは苦手なこととして「整理整頓」を挙げると、「地道に毎日きれいにするのが苦手なタイプ。バッグのなかとかはすごい汚ないです」と意外な一面を見せた。
これに対して三浦春馬さんも「ぼくも全然片付けないので、きれいなときがないです(笑)」と乗っかるなど、主演ふたりによるカミングアウト合戦が炸裂した。
続いて貫地谷しほりさんは、「肌荒れ対策で水をずっと飲み続けていて、苦手なことはじっとしていること」と回答。
MCから「落ち着いているイメージがありますけどね」と投げかけられると、「いや、まったく。本当に、もうなんでしょうね、病気なのかな」と返し、会場が爆笑に包まれた。
森絵梨佳さんは、「(飲み屋がたくさんある)神田駅が大好きで」と話しはじめると、“なりたい顔No.1”にも輝いたことのある人気モデルの意外すぎる一面に会場がざわつく事態に……。
「はしご酒が大好きで、よく神田駅に飲みにいくんですよ。わたしにとって神田は大好きな場所で、もう神田しか行けなくなっちゃいました(笑)」と続けて沸かせた。
恒松祐里さんは、「ずっと続けているのは、インスタなどのSNSで誕生日動画を投稿すること。誕生日を祝うのが大好きで、ファンの方に向けて毎月1日に誕生日動画をアップしています」と話し、萩原利久さんは「一番長く続いているのは缶蹴りです。これくらいしか思いつきませんでした」と、若手俳優らしいフレッシュなコメントで会場が爽やかな雰囲気に包まれた。
しかし、そんな空気も主題歌などを担当した斉藤和義さんでいっきに終息……。
キャストらとともに本イベントに参加した斉藤和義さんは、好きなことに「無料」、苦手なことに「有料」と書いたフリップを披露。
案の定MCからツッこまれ、「本当はジョギングとかいいたいところですが、あっち系のサイトですよね。できれば無料(のサイト)がいいんですが……」と答えると、会場全体が苦笑していた。
最後の今泉監督は「お酒を飲むのが好き。苦手なのは早起きですね」と回答。早朝の撮影について聞かれると、「夜型で撮影期間中とそれ以外のときの生活リズムがあまりにも違うので、ぜんぜん大丈夫じゃないんですよね(笑)」と、知られざる苦悩を明かした。
イベントが終盤にさしかかると、サプライズで斉藤和義さんが主題歌の『小さな夜』を熱唱する流れに……。
突然のフリに「やめてやめて〜。ちょっと歌いづらいです(笑)」と困惑しながらも主題歌を生披露して会場を沸かせた。
最後に三浦春馬さんが「ご自身の普段の生活を誇ってもらえるような、そして、多幸感を得られるような映画に仕上がっていると思います。いつまでもこの映画がみなさんの心に残ることを祈っています」とコメントしてイベントを締めくくった。
仙台駅前の大型ビジョンには、日本人のボクシング世界王者をかけたタイトルマッチが映し出されている。そんななか、会社の指令で街頭アンケートを行う会社員・佐藤(三浦春馬)が、ふとギターの弾き語りに目を向ける。ときを同じくして弾き語りに足を止めていた紗季(多部未華子)と目が合い、声をかけると快くアンケートに応えてくれた。ふたりの小さな出会いは、妻と娘に家を飛び出されて絶望を感じていた佐藤の上司・藤間(原田泰造)や、不釣り合いな美人妻・由美(森絵梨佳)と娘・美緒(恒松祐里)を持つ佐藤の親友・一真(矢本悠馬)、その娘の同級生・和人(萩原利久)の家族、由美の学生時代の同級生で美容師の美奈子(貫地谷しほり)らを巻き込み、10年のときをかけて奇跡のような瞬間を呼び起こす——。
・配給、宣伝:ギャガ
・公開日:9月20日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
公式ホームページ
(c)2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
この記事を書いた人
つきの萩子
東京の雑誌編集部で3年働いたのち、仙台と萩の月とほやが好きすぎてUターン。まだまだ知られていない仙台のディープなネタを発掘します。